Canvaでふきだしを自由に作れるアプリ「MangaBubbles」

使いたい文字量に合うふきだしが見つからない。
形は気に入っているけれど、しっぽの位置が合わない。
MangaBubblesは、そんな私自身の困りごとから作ったCanvaアプリです。
ふきだしの形やしっぽ、色などを調整し、今作っているデザインに合うふきだしを作れます。
SNS投稿、講座資料、プレゼン資料などに使えます。機能はすべて無料で、MangaBubbles独自のアカウント登録やサインインも必要ありません。
担当範囲:企画/仕様設計/UI設計/開発
Canva Apps SDKを使用し、生成AI(Claude)の支援を受けて開発しました。25言語に対応しています。
MangaBubblesで作れるふきだし
MangaBubblesでは、ふきだしの幅と高さを別々に変えられます。
短いセリフには横長、文章を多く入れたいときには縦長など、文字量や配置場所に合わせて形を調整できます。
ふきだしは、次の3種類から選べます。
- クラシック:会話や説明に使いやすい、基本のふきだし
- ふわふわ:やわらかい印象の、もこもこしたふきだし
- とげとげ:驚きや強調に使いやすい、トゲトゲしたふきだし
しっぽの位置や長さ、塗りの色と透明度、ふちの色と太さなども変更できます。

半透明、線だけ、塗りだけのふきだしや、塗りと線を少しずらした「版ズレ」表現も作れます。

私も、Canvaの講座資料で、話し手のひと言や補足を入れるために使っています。

Canva内でMangaBubblesを開く方法
MangaBubblesは、Canvaのアプリ検索から開けます。
- Canvaでデザインを開く
- 左側メニューの「アプリ」を選ぶ
- 検索欄に「manga」と入力する
- 黄色いふきだしアイコンのMangaBubblesを選ぶ

下のボタンから直接開くこともできます。
MangaBubblesの基本的な使い方
1.ふきだしを調整する
クラシック、ふわふわ、とげとげから種類を選びます。
プレビューを見ながら、形、しっぽ、色などを調整します。
2.デザインに追加する
ふきだしができたら、画面下の「デザインに追加」を押します。
作ったふきだしが、背景の透明なPNG画像としてCanvaのデザインに追加されます。
3.Canvaで文字を入れる
Canvaのテキスト機能を使って、ふきだしの上に文字を重ねます。
位置や大きさ、フォントを整えて配置してください。

制作で工夫したこと
素材を探し続けず、自分で整えられるように
Canvaには多くのふきだし素材がありますが、文字量、しっぽの位置、色など、すべてが今作っているデザインに合うものを見つけるのは簡単ではありません。
そこでMangaBubblesでは、完成した素材を選ぶだけではなく、幅や高さ、しっぽ、色などを自分で調整できるようにしました。
クラシック、ふわふわ、とげとげの3種類も、会話、やわらかい表現、驚きや強調など、用途や感情に合う形を選び、そこからデザインに合わせて整えるための出発点として用意しています。
自由に変えても、ふきだしらしく見えるように
調整できる項目を増やすほど、線が不自然になったり、形が崩れたりする可能性も高くなります。
そこで、ふきだしは複数の図形を重ねるのではなく、ひと続きの輪郭として描画し、ふちの太さが均一に見えるようにしました。極端な設定でも輪郭が交差しにくく、操作中に形が急に飛んだり壊れたりしないことも重視しています。
イラストを描くときと同じように、自由に動かせることだけでなく、線やシルエットが自然に見えることを大切にしました。
Canvaの得意なことはCanvaに任せる
MangaBubblesでは、ふきだしの中へ文字を直接入力する機能を持っていません。
フォント、文字サイズ、行間などの文字組みはCanvaのテキスト機能が使いやすいため、アプリの役割を「ふきだしの形を作り、背景が透明なPNG画像として追加すること」に絞りました。
調整内容はプレビューへすぐ反映し、初期設定のままでも使える形にしています。形によって必要のない調整項目は表示せず、迷わず使えることを優先しました。
利用時の注意点
- MangaBubblesで作成するのは、ふきだしの形のみです。
ふきだしの中の文字は、Canvaのテキスト機能(テキストボックス)を使って追加してください。 - ふきだしはPNG画像としてデザインに追加されます。追加したあとに形やしっぽを変更したい場合は、MangaBubblesで調整し直し、もう一度デザインへ追加します。
- MangaBubblesは、Canva内で無料で利用できます。
使いたい形が見つからないときや、素材探しに時間をかけたくないときに、ぜひ使ってみてください。

